【PHP基礎】関数・functionの書き方・使い方をわかりやすく解説!
今回は関数(function)について解説します!
プログラミング学習をしていくと関数はさけて通ることができません。
そんな関数を図や具体例を使って分かりやすく解説してみました。
ソースコードはコピーしてお試しいただくことも出来ます。
実際にご自身の環境でプログラムを動かすことでグッと理解が深まります。
ぜひ今回の記事を読んで実際に試して関数に慣れてみてくださいね!
関数とは??
関数をひとことで表現すれば、
ある処理のかたまりのことです!
例えば、呼びだすと今日の日付が得られる関数。であったり、
変数やファイルの中身をチェックしてくれる関数。であったり、
呼び出すと何かしらの処理を行ってくれるものが関数です。
そして関数には2種類あって、
・組み込み関数
・ユーザー定義関数
こちらの2つが存在します!
それぞれ解説していきますね!
組み込み関数とは?
組み込み関数とは、あらかじめPHPが用意している関数のことで、
今日の日付を返してくれるdate()関数であったり、
値が空かチェックしてくれるempty()関数であったり、
すんごい数の関数でビックリしますよ!笑
ユーザー定義関数とは?
ユーザー定義関数とは、名前のとおり、
プログラムを作る人が自由に関数を作ることができるものです。
プログラミングをやっていると、同じ処理を複数の場面で行うことがあります。
そんなとき「同じ処理」を関数化してまとめることで、
ソースコードが綺麗にスッキリして読みやすくなり、
コードの重複を減らすことができて保守もしやすくなります。
ユーザー定義関数の書き方・引数・戻り値とは?
ここからは具体的にユーザー定義関数の書き方を見ていきたいと思います。
// 関数を定義する
function 関数名( 引数 ){
関数のなかで行う処理;
return 戻り値;
}
// 関数を呼び出す
関数名();
関数の処理の流れは、
- 関数を定義
- 関数を呼び出す
- 関数の処理が行われる
このような順番で呼び出されます。
そして引数とは、
関数へ渡す値ことです。
そして戻り値とは、
関数が返してくれる値のこと・関数が処理をおこなった結果です。
引数と戻り値はそれぞれ使われる場合と使われない場合があります。
それぞれのパターンを見ていきたいと思います。
引数なし、戻り値なしのパターン
// 関数を定義する
function test(){
echo 'テスト';
}
// 関数の呼び出し
test();
上の関数では、引数も戻り値もない関数になります。
test関数は( )の中が空白で引数がなく、
テストという文字列を出力するだけの戻り値のない関数になります。
ブラウザではこのように表示されます。
引数あり、戻り値なしのパターン
$message= '少し息抜きに山登りに行きたいな';
function getMessage( $message ){
echo $message;
}
getComment($message);
こちらのgetMessage関数では、はじめに$messageという変数を定義して、引数として使っています。
引数の文字列を出力する、戻り値のない関数になります。
ブラウザで確認してみると…
心の声がだだ漏れですね~
引数あり、戻り値ありのパターン
function total($int1,$int2){
$int3 = $int1 + $int2;
// 戻り値を定義する
return $int3;
}
// 関数を呼び出して出力する
echo total(3,6);
total関数では2つの引数を受け取ると足し算をして、
合計した値を戻り値として返します。
上の例では呼び出すと同時にechoして出力しています。
ブラウザを見てみましょう。
まとめ
関数について、
ユーザー定義関数の具体的な書き方を見てきました。
Web開発では重複する処理を関数化して共通化させることが非常に多いです。
ぜひ、実際にソースコードに触れて関数を試してみてくださいね!
他にもPHPについて情報発信しています。
よかったら覗いてみてくださいね!
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